1995年12月15日に小林隆男さんによって発見された1995XE1という小惑星が、IAU国際天文学連合により「Tamotsu」と命名されました。発見者の小林隆男さん、推薦いただいた佐藤健先生には大変感謝しております。
小惑星Tamotsuは、火星と木星の間を約5年7ヶ月かけて公転しています。直径13.7kmと小さな星で明るさはかなり暗いので、大きな望遠鏡でなければ見ることができません。
小惑星Tamotsuの画像
2023年12月2日 19:50撮影 (高槻市の自宅にて撮影)
2022年9月12日 20:52撮影 (高槻市の自宅にて撮影)
2020年3月21日 2:16撮影 (星仲間の方が撮影してくださいました)
小惑星Tamotsuの動き
小惑星Tamotsuはおうし座-ふたご座-かに座-しし座を移動しています。(2024年)
小惑星Tamotsuの軌道
小惑星Tamotsuの軌道要素
近日点通過T＝2001.02.01.9553514
近日点距離q＝3.106974192AU
離心率 e＝0.0219
近日点引数ω＝340.58594°
昇交点黄経Ω＝70.30938°
軌道傾斜角i＝6.8559°
軌道半長径a＝3.1669741AU
公転周期P＝5.6361年
標準光度H＝12.30等級
光度係数G＝0.15
小惑星Tamotsu命名文
世界天文学連合(IAU)から発表された小惑星Tamotsuの命名文です。
(9096) Tamotsu ＝ 1995XE1
Discovered 1995 Dec.15 by T.Kobayashi at Oizumi.
Tamotsu Fujii (b.1947) became interested in astronomy when Sputnik 1 was launched in 1957. Since then he has been an observer of sunspots. He has been a member of the Oriental Astronomical Association since 1960, and president of the Yamashiro Astronomical Association since its founding in 1962.
